声帯ポリープ  ~声がかすれる、がらがら声になる

2018/05/30

どんな病気?

声帯ポリープは、声を生む場所である声帯にできる良性の腫瘤(できもの)です。

 

症状としては主に声の枯れで、のどの引っ掛かり感などがでる場合もあります。

 

原因としては、喫煙や声の使い過ぎが多く、カゼをひいたときの声帯の炎症がきっかけになることもあります。

 

声帯に炎症が起こっている状態でさらに無理をして声を出すと炎症で充血している声帯に出血を起こしそれが血豆

のようになりポリープ状になるものです。

 

 

声がかすれる病気としては喉頭がんなどもあり、のどを診るカメラでの鑑別が必要です。

 

当院のカメラは最新の世界最細レベルのものですので、ほとんど痛みなく検査が可能です。(胃カメラのような食事制限も必要なく、1分もかかりません)

 

 

治療法は?

内服薬(消炎剤、ステロイド、漢方など)で炎症を抑えたり、声帯への負担をかけないよう発声を控えることやたばこを控えると治ることもありますが、何ヵ月かしても治らないこともあります。

 

それらの治療で効果がない場合は手術をすることもあります。手術の場合は基本的に全身麻酔での手術になりますので病院へ紹介いたします。